東日本大震災・犬たちが避難した中学校 捨て犬・未来、命のメッセージ

ある日、東日本大震災の被災地、宮城県東松島市矢本第一中学校の校長
千葉和彦先生(当時)から一通のメールが私のもとに届いた。
「未来ちゃんを是非、この学校にお呼びしたいのです」
千葉校長は、震災後、避難所となった自分の学校に、犬・ねこ同行避難を
許可した先生だ。
犬も猫も大切な家族-。
その思いの中には、千葉校長のどんな願いがあったのだろうか。
そして、なぜ、未来はこの中学校に招かれたのか・・・。
「大切な誰かを失ってしまった無念を埋めるのは、今、目の前にいる誰かを護ろうとする自分自身の心でしかない」
未来は、被災地の子ども達に何を伝えることができたのだろう。

岩崎書店 刊 1300円+税

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